内視鏡検査について
内視鏡検査(胃カメラ,大腸カメラ検査)は胃や腸の状態をくわしく,また正確に調べることのできる検査です。
当院では内視鏡検査(胃カメラ,大腸カメラ)をなるべく楽に、かつ安全に受けていただくために、 さまざまな工夫をおこなっています。当院の内視鏡検査についてご案内いたします。
電子内視鏡での検査
電子内視鏡を使い専用の内視鏡検査室で検査します。検査では、NBIを用いた拡大観察により、早期癌の発見に努めています。
検査結果を一緒に見ながら丁寧に状況を説明いたします。 説明終了後には検査結果の写真をプリントしてお渡ししています。
楽に検査できるように工夫をしています

リカバリー室の様子
検査は細い電子内視鏡を用います。経鼻内視鏡も使用可能です。 内視鏡検査室の隣にはリカバリー室(回復のための部屋)があります。 検査後はリカバリー室にてしばらくお休みいただきます。
安全に検査できるように工夫しています

オリンパス製 胃電子内視鏡
GIF-H290:4本
GIF-XP290N(経鼻):1本
GIF-H290:4本
GIF-XP290N(経鼻):1本

オリンパス製 大腸電子内視鏡
PCF-H290ZI(拡大機能):2本
PCF-H290ZI(拡大機能):2本
内視鏡検査中は呼吸と脈拍の状態を確認するモニターを指につけていただき、患者様の状態を常に確認しながら進めます。 内視鏡検査はすべて日本消化器内視鏡学会認定専門医が行います。経験値の高い専門医が行いますので、リラックスして検査をお受けください。
飛沫・エアロゾルを強力吸引:吸引装置Free-100Mによる感染予防について
内視鏡検査時に患者さんの体内から飛散する唾液等の体液を吸引し、飛沫・エアロゾルをULPAフィルタで捕集する装置です。
消化器内視鏡検査の際には、患者さんの咳や体液が誘発される可能性があります。
Free-100Mには0.15μmの粒子を99.9995%以上捕集する超高性能フィルタ(ULPAフィルタ)をはじめとする三層フィルタが内蔵されており、
患者さんから排出される飛沫やエアロゾルを吸引・捕集することにより、内視鏡室の衛生環境を確保します。
当院ではこのFree-100Mを導入し、患者さんや医療従事者の安全・安心につなげたいと考えています。